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LastUpdate 2016/04/28

登山計画の立て方

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登山計画は、目標の設定から。


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登山の目標を定める

山頂からの御来光をどう考えるか

どんな山でもそうですが、登山計画を立てるには、まず目標を明確に定めることが大切です。目標は、「何をしたいか」という目的と言い換えてもいいでしょう。

富士山では、『御来光(ごらいこう)』を目的とする人が多いです。御来光とは、高い山の山頂から日の出を見ることです。御来光を山頂で見るためには、山頂の山小屋に宿泊するか、夜明け前から登山をしなければなりません。

しかし、山頂での御来光に拘らなければ、夜の登山を避けて山小屋の前で日の出を見る選択をすることも出来ます。厳密に言えば、山頂よりも下で見る日の出は御来光とは言わないのですが、7合目以上であれば、地平線や雲海から登る朝日は山頂で見るそれと大きな違いはないと言えるでしょう。ですから、登山経験の少ない方や体力に自信の無い方、登山道の渋滞を避けたい方などには、7合目以上の中腹で日の出をご覧になられることをオススメします。

登頂に対する拘り捨てると楽になる

このように、御来光という目的をどう捉えるかによって、取るべき行動、計画が分かれるわけです。同様に、「登山最大の目的」であろう登頂についても考えてみましょう。

登頂が登山最大の目的と書きましたが、これは誰も異論の無いことでしょう。ですが、登頂が「登山の唯一の目的か」というと、それは違います。登山は、自然を楽しんだり、身体を動かすこと自体を楽しんだり出来るものです。ですから、登頂も「数ある目的のひとつ」に過ぎません。もちろん、登頂出来れば素晴らしいですが、むしろ登頂への拘りを捨てることで計画が楽になることもあると覚えておいてください。

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いつ登るか?

気候の制約
富士山の開山期間は、例年7月1日から8月下旬となっています。しかし残雪の状態によっては登山道の開通が遅れて、7月1日から登れないこともあります。9月は中旬ぐらいまでは初心者にも登れますが、必要な装備や行動時間がシビアになるので、慎重に判断してください。9月に入ると、夜間登山は涼しいというレベルを超えて、凍える寒さとなります。一方で昼間の暑さは和らぐので日中は登りやすくなりますが、日が短くなっているので時間的な余裕はあまりありません。
9月下旬以降は、例年積雪(冠雪)が観測されるので、初心者が登れる時期ではありません。また、7月の山開き以前は残雪次第ですが、梅雨が明けるまでは天気が悪いので判断が難しいでしょう。
混雑と渋滞による制約
海の日の連休や、お盆休みはめちゃくちゃ混みますので、出来るだけ避ける方が賢明です。週末も同様に混むので、平日に休みが取れる方は平日に登られることをお薦めします。但し、平日でも空いていると言えるのは7月上旬と9月上旬~中旬ぐらいで、7月中旬~8月いっぱいは混雑すると考えておいた方が無難でしょう。なお、御殿場ルートはいつも空いていますので、「お盆休みにしか行けない」という方は、あえて御殿場ルートを選択するのも有りでしょう。
交通手段による制約
車やバイクで来られる方は、マイカー規制にご注意ください。バスとタクシー以外は、レンタカーでも規制されます。規制期間中は、有料のシャトルバスが乗換駐車場から運行されます。一方で、登山バスやシャトルバスが早い時間で終わってしまう登山口もあるので、日帰り御来光登山の計画を立てる際は注意が必要です。なお、御殿場口には、マイカー規制は行われません。
山小屋の営業期間による制約
山小屋の営業期間は、ルートごとに大きく違います。宿泊だけでなく、食事や飲料水の補給、体力や高山病に不安がある方も、事前に営業状況を確認しておきましょう。山小屋が営業していないとトイレも使えないので、特に女性の方は山小屋に泊まるかどうかに関係なく営業期間を確認しておくと良いでしょう。
時期山小屋営業状況登山道状況
吉田須走御殿場富士宮山頂
6月下旬一部営業一部営業---残雪があると登れない。梅雨で天気が悪い
7月上旬週末混雑週末混雑一部営業一部営業?残雪があると登れない。梅雨が明けていない可能性も
中旬大大混雑大混雑混雑大混雑大混雑マイカー規制が本格的に始まる。連休は昼間も大混雑
下旬混雑混雑週末混雑混雑週末混雑週末は混雑
8月上旬大混雑混雑週末混雑混雑混雑夜明け前は大渋滞。平日も混雑
中旬大大大混雑大混雑混雑大混雑大混雑お盆休みは昼間も大混雑
下旬大混雑混雑週末混雑混雑混雑夜明け前は大渋滞。平日も混雑
9月上旬ほぼ全て営業ほぼ全て営業大石茶屋のみ御来光山荘と6合目のみ一部営業御殿場・富士宮ルート上部はトイレが使えなくなります
中旬ほぼ営業ほぼ営業-6合目のみ-防寒対策を怠ると本当に死にます
下旬佐藤小屋と里見平★星観荘のみ長田山荘と大陽館のみ。大陽館は10月まで-6合目のみ10月まで-初心者はやめましょう
※注意:あくまで2011年の情報を基にした目安です。混み具合や営業期間は小屋によっても違うので、必ずご自身で確認して下さい。5合目はほとんどの小屋がシーズンオフも営業しています(御殿場口除く)。
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どの登山口から登るか?

基本的には、お住まいの地域からの交通の便を考慮することになります。神奈川県を除く関東圏及び、甲信越、北陸からは吉田口。神奈川県からは、須走口や御殿場口。関西からは富士宮口がアクセスしやすいとされています。また、さらに遠方から飛行機を使う場合は、羽田空港からは吉田口。富士山静岡空港からは富士宮口へのアクセスが比較的便利です。

では、どの登山口から登るか、自由に選べるとしたらどうでしょうか?

登山に慣れない方は、つい「一番楽なルートは?」と考えてしまいがちですが、むしろここでは最初に決めた「目標」に立ち返って考えることが大切です。目標を忘れて計画を立てると、肝心の目標が達成できないことも大いに有り得ます。では、目標ごとに各登山道を比べてみましょう。

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山頂から御来光を見たい

最も気をつけるべきは、山頂手前の渋滞です。富士山は、登山道のキャパシティに比べて御来光を目的にする登山者が極端に多いために、御殿場(プリンス)ルート以外では夜明け前に大渋滞が発生します。渋滞に巻き込まれると遅々として進まないために、御来光までに山頂に着けないという事態になります。これを回避するには、4つの選択肢があります。

選択肢ルート備考
渋滞が始まる前に山頂に着く吉田(須走)最も単純な方法ですが、渋滞を避けて早めに山頂に着くと夜明けまで長い時間待つことになります。これは想像以上に寒さが厳しいので、しっかりした防寒対策と熱い飲み物などの準備を必要とします。
また、渋滞を避けるにはどれくらい早めに着けばいいのか?という根本的な問題があり、そもそも最盛期の吉田(須走)ルートでは、夜の間中渋滞ということも有り得ます。ひとつメリットを挙げるなら、晴れていれば山頂で満天の星空を見ることが出来ます。
御殿場(プリンス)
富士宮
渋滞の遅れを想定して計画する吉田(須走)丁度御来光前に山頂に着くように、渋滞で遅れる分を予定に組み込む方法です。こちらも、どれくらい時間に余裕を見れば良いかは全く読めません。吉田(須走)ルートの最盛期で2~3時間とも言われますが、計算が短過ぎれば山頂での御来光に間に合いませんし、長過ぎれば山頂で長く待つことになります。
御殿場(プリンス)
富士宮
山頂付近の山小屋に泊まる吉田(須走)最も現実的な方法ですが、ひとつだけ問題があります。一般に、高山病対策は低い標高の山小屋に泊まるのが良いとされ、あまり高い場所の山小屋は推奨されません。但し、御来光を見たらすぐに下山しても構わないという前提であれば、悪くない選択かも知れません。お鉢巡りや剣ヶ峰登頂は体調次第ということになりますが、一番の目的である山頂からの御来光はより確実に果たせそうです。
御殿場(プリンス)
富士宮
渋滞していない登山道を使う×吉田(須走)根本的な解決策です。しかし、この条件を満たす登山道は、御殿場ルートしかありません。吉田ルートは最も渋滞が激しく、須走ルートは8合目で吉田ルートに合流するので同様です。富士宮ルートは、吉田ルートに比べれば渋滞が酷くないですが、万が一登頂が遅れると登山道の途中からは日の出が見られないというリスクがあります。
御殿場(プリンス)
富士宮

また、日帰りの場合は、交通手段によって取り得る対応が違って来ます。

A,バスを利用する
吉田口を除き、バスは8時ぐらいで終わってしまいます。その分登山開始も早くなりますので、必然的に「渋滞が始まる前に山頂に着く」ような計画になります。
B,マイカーやタクシーを利用する
車であれば時間の融通が利くので、「御来光前に山頂に着く」ようなタイミングも狙えます。但し、5合目駐車場が満車だと登り始めが遅れる恐れがあるので注意が必要です。
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登山道の途中(山小屋)から御来光を見る

山頂からの御来光に拘らず、登山道の途中や山小屋の前から見られればいいという方もいらっしゃるでしょう。その場合に気をつけるのは、当然ながら日の出が見られる場所と見られない場所があるということです。
富士山の登山シーズンである7,8月は、真東から10~30°ほど北寄りに日が昇ります。登山道の全ての場所を調べたわけではないので断定は出来ませんが、おおよそ以下の通りです。(※ここで言う「ご来光」とは、地平線から昇る日の出のことです。当然のことですが、富士山の山体越しに昇る朝日であれば富士宮ルートでも見られます。)

吉田ルート
富士スバルライン五合目では、小御岳神社の日の出展望台から見られます。登山道では、6合目から上であれば北東斜面を登るので、どこからでも見られるでしょう。
須走ルート
5合目は東に開けているので見られると思いますが、かなり北寄りから登る7月には木に隠れる可能性もあるかも知れません。登山道では、樹林帯を越える6合目あたりから上であれば、どこからでも見られます。
御殿場ルート
5合目からは見られそうな気がしますが、未確認です。登山道では、ところにより岩の陰になる場所もありますが、おおよそ見られると思います。しかし、7合目あたりから上では登山道が南よりに変るので、時期と場所によって見られない場合もあるでしょう。
富士宮ルート
5合目は南を向いているので、山体に遮られて夏の間は地平線から昇る朝日は見られないと思います。登山道も南斜面を登るのでほとんどの場所で見られないでしょう。6合目からは宝永山の稜線から昇る朝日を見ることになるでしょう。9月になれば見られる場所も多くなると思いますが、6合目よりも上の登山道はすでに閉鎖されています。

なお、秋分の日ごろを境に、太陽は真東から南寄りに昇るようになるので、日の出を見られる場所は大きく移動していくことになります。特に、観光目的で登山シーズン以外に5合目からの日の出を目的とする方は、事前に山小屋に尋ねるなど事前確認をした方がいいでしょう。

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登頂だけが目的

登頂だけが目的であれば時間的な制約はあまり無いのですが、日帰りの場合は、登山バスやシャトルバスの運行時間に注意が必要です。終バスに乗る予定が下山が遅れて駅まで歩くハメになるというのでは最悪の思い出になるでしょう。
昼間に登るか夜間に登るかは、どちらも一長一短ですから、それぞれの条件をご自身で良く検討してから判断して下さい。

いずれにしても初心者の方は、日が暮れてから下山するような計画は避けて下さい。登山においては、登るときよりも降りるときの方が道迷いや転倒などのリスクが大きくなります。これは、ヘッドランプの灯りだけでは視界が極端に狭まり、標識を見落としたり、足元の岩がよく見えずに躓いたりするからです。もちろん、登りでもこれらは気をつけるべきことですが、下りの方がより危険なのは間違いありません。

お鉢巡りをする
基本的には、「山頂に着いて体力が残っていれば挑戦する」ということでいいと思いますが、計画段階で2時間ほど余分に見積もっておかないと、「下山してみたらバスが終わっていた」、ということも有り得ます。
また、回り方は時計回りをお薦めします。最高地点の「剣ヶ峰」に登る斜面は、「馬の背」と呼ばれ、砂が載った急傾斜の一枚岩で転倒する登山者がとても多いです。下りで滑ると怪我をする可能性が高いので、登りで越える方が遥かに安全であるからです。
昼間登る
天気によりますが、基本的に強い日差しによる熱中症(日射病)と、脱水症状に気をつけてください。暑さに備えた装備や、十分な量の飲料水を準備すること。出来るだけ朝早く、涼しい時間から登り始めるなどの対策が登頂の成否を左右します。それでなくとも午後から登り始めるのでは入山時間として遅過ぎますから、山小屋に宿泊する予定でなければ、遅くとも午前10時には登山を開始する計画を立てるようにして下さい。
一方で、登山は予定通りに行かないこともありますから、夜間に歩く予定は無いからと言って、ヘッドランプや防寒着などの準備も省くことは出来ません。また、昼間登るといっても、夜明けを待つ必要はありません。自家用車やタクシーを利用するのであれば、夜明け前から登れば暑さを回避出来るメリットがあります。
夜に登る
基本的には、日差しによる暑さが無い分だけ体力的に楽になりますが、一番の問題は寝不足と体調管理です。出発前に仮眠をとるにしても休養が十分というわけにはいかないですから、体調不良や高山病に掛かるリスクは高くなります。ましてや、仮眠も取らずに徹夜で登るのは無謀です。このような登山計画を「弾丸登山」や、「弾丸ツアー」と呼んで、自粛するように行政が呼びかけているほどです。
ご来光が目的で無ければ、あえて夜のはじめ頃に登るメリットは御殿場ルート以外には無いかも知れません。
吉田ルート
6合目以上は北東斜面を登るため、朝から強い日差しを後頭部、首筋に受けます。一方で、西日の影響は少ないですが、夏は太陽の高度が高いために正午をまわって日が傾くまでは直射日光を受け続けるでしょう。
富士宮ルートの次に岩場の多いコースで、それ以外は階段状に整備された道に人工的な印象を受けます。山小屋が多く、間隔も短いので、その点は安心感があると言えるでしょう。夜間はもとより昼間でも人が多く、渋滞する場面が多いでしょう。
須走ルート
5合目から6合目までは樹林帯を通るために日差しの影響は受けません。森林限界を越えると午前から昼過ぎにかけて強い日差しに晒されますが、東斜面を登るために西日を強く受けることはないでしょう。
樹林帯は地面が土ですから足に優しく、6合目から上も岩場はあまりありません。しかし、8合目で吉田ルートと合流すると昼間でも渋滞することがあります。下りは「砂走り」という砂地の斜面を下るために膝への負担は少ないですが、所々で露岩が顔を出しているので、勢いのつき過ぎには注意が必要です。
御殿場ルート
5合目から6合目までが他の登山道よりも長く、4時間以上掛かります。その区間が「砂走り」と呼ばれ、細かい砂で滑りやすい斜面となっています。6合目から上は、他の登山道と変らない長さで、急な岩場がないことから登りやすく、比較的安全に登れます。
砂走りでは、日中はジリジリと直射日光に焼かれ、標高も低いことから大変暑く感じることでしょう。体力、時間共に初心者には日帰りはとても厳しいです。一方、山小屋泊であれば午後に掛けて登れるので、日が傾いてからは楽になるでしょう。2日目は、富士宮ルートの日帰りよりも、昼間、夜間共に楽に登れると思います。

下りは膝への負担が比較的少なく、特に「下り六合」から下の「大砂走り」は砂がクッションとなり、その気になれば「飛ぶように走って下れる」として人気があります。登りは時間が掛かりますが、下りは他のルートと大差なく3時間台で下れることから、他のルートから登って御殿場口に下山する登山者も居るほどです。最高点の「剣ヶ峰」に近いことから、お鉢巡りをしなくても剣ヶ峰往復を短い時間で出来ます。
富士宮ルート
他の登山道との一番の違いは、険しく急な岩場が続くことです。一部の人は、標高差や距離が短いことから「最も楽なルート」と言いますが、決してそうではありません。登山経験者と初心者では、岩場を登る技術や体力に差があるからです。登山道と下山道が分かれておらず、道も狭いことから日中はすれ違いに気を使います。
斜面が南向きで一日中強い日差しを受けるため、昼間の日帰りは暑さとの戦いです。また、下りも急な岩場を下るために、距離が短い割りに足、膝への負担が最も大きく、転倒すると岩にぶつけて大怪我をする恐れもあります。特に高齢者や小さなお子さんは、下りに御殿場ルートを使い、宝永火口を経由して富士宮口5合目に降りる計画をお薦めします。最高点の「剣ヶ峰」に近いことから、お鉢巡りをしなくても剣ヶ峰往復を短い時間で出来ます。
プリンスルート
朝方に出発すれば、しばらくは宝永山が壁となって日差しを受けにくく楽に思えるかも知れませんが、宝永山に登る斜面が予想外に厳しいので注意が必要です。荒い砂で急な斜面は足が滑り、歩行技術のコツをつかんでいないと体力を消耗し、後々に響いて来ます。夜間に登る際は、宝永山馬の背から御殿場口6合目までの岩場の区間にガイドロープがありませんので、道を見失わないように岩に印された黄色いペンキマークを慎重に辿って下さい。
御殿場口登山道に出てしまえば、他のルートよりも登りやすく安全と思えるほどです。南東寄りの斜面を登るために日差しは厳しいですが、富士宮ルートよりは楽だと言えるでしょう。
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まとめ

ルート御来光が目的登頂のみが目的
山頂で見たい途中(山小屋)から見る昼間登る夜間に登る
吉田大渋滞で時間を取られるどこでも見られるが、人が多く落ち着いて見られないかも西日は強く受けないが人が多く、急な岩場もある夜でも人が多過ぎて疲れる
須走大渋滞で時間を取られるどこでも見られるが、人が多く落ち着いて見られないかも樹林帯は日差しを遮り、西日は強く受けない8合目から上は、夜でも人が多過ぎて疲れる
御殿場山頂まで空いてるが、山頂南側に出るので移動が必要見られない場所や時期があるので注意日帰りは暑く厳しいが、山小屋泊ならOK日帰りなら夜の方がいいが、さらに単調で長く感じる
富士宮渋滞する場合もあり、山頂南側に出るので移動が必要×山頂からしか見られない一日中直射日光に晒され、岩場が続く×夜の岩場は危険
プリンス山頂まで空いてるが、山頂南側に出るので移動が必要見られない場所や時期があるので注意宝永山に登る斜面が難所宝永山~御殿場口6合目で道迷いに注意

さて、これでどこから登るかを決められたでしょうか?もし決まらなくても大丈夫。色々と条件を変えながら、いくつかの案を見比べていれば次第に自分の求めているものがハッキリして来るでしょう。

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