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富士山遭難事故の記録 2016年 8月5日

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富士山で起きた遭難事故をまとめています。

51歳男性 滑落/26歳女性 体調不良/6歳男児 体調不良/55歳男性 胸の痛み

8月5日、4件の遭難事例が立て続けに発生しました。

山頂では、お鉢巡りをしていた51歳の男性が岩に足を取られて数メートル滑落。脹脛を負傷。日の出前の午前3時ごろですから、視界の悪い中少し不注意だったか、集中力が欠けていたのかも知れません。

富士宮ルートでは午前7時ごろに26歳女性、6歳男児と相次いで2件の救助要請がありました。両方とも、体調不良だったようです。同じく体調不良で55歳の男性が宝永火口上部で胸の痛みを訴えたことから同行のガイドが救助を要請。5合目まで搬送されました。

News!

静岡新聞の公式WEBサイト、アットエスからの引用です。

滑落や急病 富士山で救助要請相次ぐ

(2016/8/6 07:33)

 富士山で5日、登山者の滑落や急病による救助要請が相次いだ。
 午前3時10分ごろ、富士山頂白山岳付近でお鉢巡りをしていたフランス国籍の男性(51)が岩に足を取られ数メートル滑落し、右ふくらはぎを負傷した。山小屋関係者が男性を吉田口に搬送した。
 富士宮口では午前7時35分ごろ、新7合目付近で千葉県の会社員女性(26)が体調不良を訴え、同行の男性が119番した。午前7時50分ごろには、家族と下山していた埼玉県の小学男児(6)が体調不良になり、8合目衛生センターを通じて救助要請があった。女性と男児は県警山岳遭難救助隊などに5合目まで搬送された。
 午前11時40分ごろには、宝永第一火口縁付近で静岡市清水区南岡町の公務員男性(55)が胸の痛みを訴え動けなくなった。同行していたガイドが救助要請し、同隊が富士宮口5合目まで搬送し、救急隊に引き継いだ。御殿場署、富士宮署によると、いずれも命に別条ないという。
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