HOME ページ選択 遭難事故の記録 2016年2016年4月22日

文字サイズ

標準特大

富士山遭難事故の記録 2016年 4月22日

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

富士山で起きた遭難事故をまとめています。

29歳男性 遺体で見つかる

4月でも危険な富士山

4月22日、富士山を下山中のグループから遺体を見たという通報が5合目の山小屋(佐藤小屋)を通じてあり、翌23日に発見されましたが、すでに死亡していることが確認されました。

この男性は、19日に自宅から富士山へ向かったあと、消息がわからなくなっていたとのことです。

<追記>

この男性の友人のツイッターによると、20日の昼に単独で登頂し、「今から下山します」と家族に連絡があったところまでは確認されていたようです。大手自動車メーカーの山岳部でリーダーを務めるほどの方だったとか。

News!

産経新聞の公式WEBサイト、産経ニュースからの引用です。

「富士山吉田口7合目付近で遺体見た」と通報

2016.4.23 07:09

 22日午後1時20分ごろ、富士山7合目付近の吉田口登山道西側の沢で、下山中の外国人が倒れている人を見つけ、5合目の山小屋管理人を通して、「遺体を見た」と富士吉田署に通報した。富士山は霧による悪天候のため、県警は23日にヘリコプターなどで確認に向かう。

 同署によると、通報した外国人はフランス人旅行者2人ら8人で、7合目付近の通称・吉田大沢まで降り、倒れている人を確認したという。

 同署には21日、愛知県豊田市在住の20歳男性の家族から、男性が行方不明で、富士山に登山した可能性があると届け出があった。

 同日は県警ヘリ、22日は静岡県警ヘリが捜索したが見つかっていない。同署は捜索を続け、通報との関連も調べる。
News!

NHKの公式WEBサイトからの引用です。

富士山7合目で男性の遺体

04月23日 17時05分

富士山に登ったあと、行方が分からなくなっていた愛知県の29歳の男性が、23日午前、7合目付近で遺体で見つかり、警察は滑落したとみて詳しい状況を調べています。

遺体で見つかったのは、愛知県豊田市の無職、三輪拓也さん(29)です。
警察によりますと、22日、富士山から下りてきた外国人登山者のグループが、5合目の山小屋の管理人に、「7合目付近で遺体を見た」と知らせ、管理人から警察に通報がありました。
警察では、今月19日に自宅から1人で富士山に向かったまま行方が分からなくなっていた三輪さんではないかとみて、22日からヘリコプターなどで捜索していました。
その結果、23日午前10時前、ヘリコプターが7合目付近の沢の雪で覆われた斜面に、三輪さんが倒れているのを見つけましたが、すでに死亡していました。
警察は三輪さんが滑落したとみて、詳しい状況を調べています。
▲TOP