吉田口馬返(一合目下) バスでの行き方
吉田口馬返(うまがえし)は、富士山の北東斜面を一合目下から登る山梨県側ルートの登山口です。
-->吉田ルート馬返登山口へ、バスでアクセスする方法と注意点。
吉田口馬返(うまがえし)は、富士山の北東斜面を一合目下から登る山梨県側ルートの登山口です。
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経験者向けの馬返(標高1,430m)
実際に自分の足で山を登り始める登山道の入口を、登山口(とざんぐち)と言います。このページでは、その登山口までの電車とバスでの行き方を説明致します。
富士山の四つある登山口のうち、吉田ルートの登山口は、富士スバルライン五合目と、馬返(うまがえし)があります。
富士スバルライン五合目は、富士山(標高3,776m)の中腹から登り始められますが、馬返は、5合目よりも下の1合目手前から登り始めます。
馬返は山頂までの標高差が大きいことに加え距離も長いので、日帰り登山の場合は経験者向きです。必ず山小屋宿泊を前提にした計画を立てましょう。馬返は交通の便も良くないので、そこから登る人はあまり多くありません。
このページでは、経験者向きの馬返までを扱っています。
登山口の最寄り駅へ行くのが第一歩
吉田ルートの登山口である馬返へは、電車が直接通っていません。最寄の駅から、登山バスやタクシーを利用する必要があります。
登山バスは、富士山駅から一路線が運行しています。
高速バスも活用しよう
登山バス発着駅まで、電車以外にも高速バスが運行しています。
高速バスは、その名前の通り高速道路を走る長距離バスで、利用区間の距離が長いほど電車よりも安く利用出来るメリットがあります。詳しくは、以下のページをご覧ください。
路線 | 駅名 | 送迎車用駐車場 | タクシー乗り場 (馬返までの距離) |
---|---|---|---|
登山バス1 | |||
富士急行線 | 富士山駅 (旧富士吉田駅) | 有(無料) | 有(9.8km) |
※富士吉田駅は、平成23年7月1日に富士山駅へ改称されました。 |
利用の注意点
登山だからと言って、バスもタクシーも特に違いがあるわけではありませんが、使い方によって便利さが違って来ます。ご自分の計画に合わせて、最適な手段を選びましょう。
タクシーは、多人数のグループで
タクシーを使うと、バスよりも自由なスケジュールで行動出来ます。
富士山駅
馬返行きの登山バスは、富士山駅から出ている一路線のみです。河口湖駅からは馬返行きのバスは出ていませんので、ご注意ください。
なお、子供料金は設定されていません。つまり、子供も大人料金での乗車となります。
帰りのことも考えて
富士山駅タクシー乗り場 (北口側)
富士山駅タクシー乗り場 (南口側)
馬返にはタクシーが常駐していません。駐車場も木々に囲まれているので携帯電話の電波の入りも良くないと思われます。タクシーで来られる予定の方は、帰りのことも考えて計画を立てましょう。帰りは馬返に戻らずに、富士スバルライン五合目へ出てバスなどを利用する計画が無難と言えます。
富士山駅 ⇔ 吉田口馬返 | |||
---|---|---|---|
バス | タクシー | ||
所要時間 | 行き30分 帰り25~50分 | 所要時間/距離 | 20分/9.8km |
大人/中高生 | 片道500円 往復930円 フリーパス1,030円 | 昼間 | 普通3,700円 大型4,000円 ジャンボ4,200円 |
子供料金 | 片道設定なし 往復設定なし | 夜間(2割増) (22:00~5:00) | 普通4,500円 大型4,800円 ジャンボ5,100円 |
普通[客4人乗車]/大型[客5人乗車]/ジャンボ[客9人乗車] ※目安料金は管理人による計算です(100円単位で切上げ)。渋滞や信号待ちでは時間加算が有ります(時速10km以下の運行時間について1分20~30秒ごとに90円)。目安金額は、最低限必要な料金と考えてください。※所要時間は渋滞などにより変動します。※配車を依頼すると別途迎車料金が掛かる場合があります。 |
登山は、ここから始まる
吉田口馬返は、吉田ルートの登山口となっています。
駐車場やバスの乗り場がありますが、タクシー乗り場や売店、食堂などはありません。仮設のトイレは、登山シーズン以外は撤去されていますので、ご注意ください。
馬返 | |
---|---|
標高 | 1,430m |
公衆トイレ | あり(仮設2基)/[夏期登山期間のみ] |
自動販売機 | なし |
公衆電話 | なし |