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LastUpdate 2016/04/28

吉田口馬返(一合目下) バスでの行き方

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吉田口馬返(うまがえし)は、富士山の北東斜面を一合目下から登る山梨県側ルートの登山口です。

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吉田ルート馬返登山口へ、バスでアクセスする方法と注意点。

馬返行きのバス

経験者向けの馬返(標高1,430m)

実際に自分の足で山を登り始める登山道の入口を、登山口(とざんぐち)と言います。このページでは、その登山口までの電車とバスでの行き方を説明致します。

富士山の四つある登山口のうち、吉田ルートの登山口は、富士スバルライン五合目と、馬返(うまがえし)があります。

富士スバルライン五合目は、富士山(標高3,776m)の中腹から登り始められますが、馬返は、5合目よりも下の1合目手前から登り始めます。

馬返は山頂までの標高差が大きいことに加え距離も長いので、日帰り登山の場合は経験者向きです。必ず山小屋宿泊を前提にした計画を立てましょう。馬返は交通の便も良くないので、そこから登る人はあまり多くありません。

このページでは、経験者向きの馬返までを扱っています。

▲TOP

登山バスの発着駅


吉田口馬返バスアクセスMAP

登山口の最寄り駅へ行くのが第一歩

吉田ルートの登山口である馬返へは、電車が直接通っていません。最寄の駅から、登山バスやタクシーを利用する必要があります。

登山バスは、富士山駅から一路線が運行しています。

高速バスも活用しよう

登山バス発着駅まで、電車以外にも高速バスが運行しています。

高速バスは、その名前の通り高速道路を走る長距離バスで、利用区間の距離が長いほど電車よりも安く利用出来るメリットがあります。詳しくは、以下のページをご覧ください。

路線駅名送迎車用駐車場タクシー乗り場
(馬返までの距離)
登山バス1
富士急行線富士山駅
(旧富士吉田駅)
(無料)(9.8km)
※富士吉田駅は、平成23年7月1日に富士山駅へ改称されました。
Check Point!

コインロッカー

余計な荷物は預けよう

富士山駅と河口湖駅には、コインロッカーがあります。また、富士スバルライン五合目にもありますので、登山に不要な傘やお土産などの荷物はコインロッカーに入れて、出来るだけ余計な重量を持たないようにしましょう。

預けた荷物の回収を忘れずに

屋内に設置されたコインロッカーは、荷物の出し入れ出来る時間が限られています。下山が予定より遅れるなどすると、荷物が取り出せなくなる恐れもあります。初心者の方は行動が予定通りにいかなかった場合を想定して、屋外のコインロッカーを利用した方が安心でしょう。

また、荷物を預けたまま忘れて、うっかりそのまま帰宅してしまうと大変です。ロッカーの鍵は財布の中など、目に触れるところに入れておきましょう。

設置場所(利用時間)/コインロッカー個数
富士急行線富士山駅
(旧富士吉田駅)
駅改札外(24時間)
特大1/大6/中22/小10
▲TOP


登山バス・タクシー運賃&時刻表

利用の注意点

登山だからと言って、バスもタクシーも特に違いがあるわけではありませんが、使い方によって便利さが違って来ます。ご自分の計画に合わせて、最適な手段を選びましょう。

Check Point!

登山バス利用の案内

登山バスは、1BOXワゴン

登山バスは路線バスと同じ扱いになりますので予約は必要ありませんが、乗車券は基本的に窓口で購入することになります。往復料金は、窓口にて往復キップを購入した場合のみ利用できます。発売日より2日間有効なので、山小屋に一泊した翌日も利用可能です。

馬返への登山バスは、大型のバスではなく普通乗用車のトヨタ ハイエースが使われています。当然、立ち乗りはありませんから、座って行くことが出来ます。

馬返への道は、中ノ茶屋までは舗装されたスムーズな直線道路。中ノ茶屋から先は、路面は荒れたコンクリートでガタガタしますが、こちらも急カーブは少ない道です。

タクシーは、多人数のグループで

タクシーを使うと、バスよりも自由なスケジュールで行動出来ます。

タクシー利用の案内(山梨県内)

  • 車種は、普通(4人乗り)/大型(3ナンバー)/特定大型(ジャンボ:9人)の種類がありますが、タクシー会社によっては所有していない車種もあります。
  • 22:00~翌5:00の間は、深夜割増運賃(2割増)が適用されます。
  • 以下の条件に当てはまる場合は、割引運賃で利用できます。
    • 障害者割引(1割引):身体障害者手帳、療育手帳を提示し写真と本人を確認後、割引となります。
    • 運転免許返納者割引(1割引):運転経歴証明書を提示し、写真と本人を確認後、割引となります。(※注意:上記の会社一覧の備考に表記された会社のみです)
  • 迎車(げいしゃ)、つまりタクシーを迎えに寄越してもらう場合は、タクシー会社によっては迎車回送料金が掛かります(1.8km(昼間)を限度として実車扱いとなり、初乗運賃額が限度)。

グループ登山の方は

タクシーは、大勢で一台の車に同乗して割り勘にすることでメリットが生まれますから、一度に9人まで乗れる特定大型車両(ジャンボタクシー)を積極的に活用するのが賢い方法です。ジャンボタクシーを所有している会社は限られますので、下記のページで連絡先を確認しておきましょう。

▲TOP

富士山駅から

富士山駅

馬返行きの登山バスは、富士山駅から出ている一路線のみです。河口湖駅からは馬返行きのバスは出ていませんので、ご注意ください。

なお、子供料金は設定されていません。つまり、子供も大人料金での乗車となります。

バス乗り場

富士山(富士スバルライン)五合目と馬返行きのバス乗り場は、同じ5番乗り場となっています。

帰りのことも考えて

馬返にはタクシーが常駐していません。駐車場も木々に囲まれているので携帯電話の電波の入りも良くないと思われます。タクシーで来られる予定の方は、帰りのことも考えて計画を立てましょう。帰りは馬返に戻らずに、富士スバルライン五合目へ出てバスなどを利用する計画が無難と言えます。

富士山駅 ⇔ 吉田口馬返
バスタクシー
所要時間行き30分
帰り25~50分
所要時間/距離20分/9.8km
大人/中高生片道500円
往復930円
フリーパス1,030円
昼間 普通3,700円
大型4,000円
ジャンボ4,200円
子供料金片道設定なし
往復設定なし
夜間(2割増)
(22:00~5:00)
普通4,500円
大型4,800円
ジャンボ5,100円
普通[客4人乗車]/大型[客5人乗車]/ジャンボ[客9人乗車]
※目安料金は管理人による計算です(100円単位で切上げ)。渋滞や信号待ちでは時間加算が有ります(時速10km以下の運行時間について1分20~30秒ごとに90円)。目安金額は、最低限必要な料金と考えてください。※所要時間は渋滞などにより変動します。※配車を依頼すると別途迎車料金が掛かる場合があります。
Check Point!

登山バス時刻表

時刻表は、画像で持ち出そう

時刻表は耐水紙にメモを取るのが最も確実ですが、スマートフォンで済ませたいという方は、オフライン(電波が繋がらない場所)でも確認が出来るようにページをキャプチャ(プリントスクリーン)画像としてスマホに保存しておくと便利です。

左の画像は、富士急バスの時刻表がややこしいので、富士さんぽ管理人が再構成したものです。この画像の時刻表には、『富士山世界遺産ループバス』の馬返バスに接続しない便も含めています。中ノ茶屋から歩いてみたいという方は参考にしてください。

▲TOP

吉田ルート登山口 馬返

登山は、ここから始まる

吉田口馬返は、吉田ルートの登山口となっています。

駐車場やバスの乗り場がありますが、タクシー乗り場や売店、食堂などはありません。仮設のトイレは、登山シーズン以外は撤去されていますので、ご注意ください。

馬返
標高1,430m
公衆トイレあり(仮設2基)/[夏期登山期間のみ]
自動販売機なし
公衆電話なし
▲TOP
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