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LastUpdate 2016/07/12

須走口五合目 バスでの行き方

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須走ルートへ電車とバスでアクセスする方法と注意点。

バスで登山口まで行く

一般向けの須走口五合目(標高1,960m)

実際に自分の足で山を登り始める登山道の入口を、登山口(とざんぐち)と言います。このページでは、その登山口までの電車とバスでの行き方を説明致します。

富士山の四つある登山口のうち、須走ルートの登山口は、須走口五合目と、旧馬返し(きゅううまがえし)があります。

経験者向けの旧馬返し(標高1,366m)

須走口五合目は、富士山(標高3,776m)の中腹から登り始められますが、旧馬返しは、5合目よりも下の1合目から登り始めます。

旧馬返しは山頂までの標高差が大きいことに加え距離も長く不明瞭なので、ルートファインディングの出来る経験者向きです。必ず山小屋宿泊を前提にした計画を立てましょう。旧馬返しは交通の便も良くないので、そこから登る人はあまり多くありません。

旧馬返しまでは、御殿場駅から『馬返し』バス停まで登山バスが運行しています。なお、須走多目的広場から出発するシャトルバスは、須走口五合目までノンストップで運行するため、『馬返し』で途中下車は出来ませんのでご注意ください。

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登山バスの発着駅


須走口バスアクセスMAP

登山口の最寄り駅へ行くのが第一歩

須走ルートの登山口である須走口五合目へは、電車が直接通っていません。最寄の駅から、登山バスやタクシーを利用する必要があります。

登山バスは、御殿場駅と新松田駅からの二路線が運行しています。

高速バスも活用しよう

登山バス発着駅まで、電車以外にも高速バスが運行しています。

高速バスは、その名前の通り高速道路を走る長距離バスで、利用区間の距離が長いほど電車よりも安く利用出来るメリットがあります。詳しくは、以下のページをご覧ください。

Check Point!

どの駅を利用するべきか

二つの駅を比べると、御殿場駅の方が遥かに登山口に近いです。地元に住んでいるなどの理由が無ければ、新松田駅を利用するメリットはあまりないと思われます。利用者が少ない分、空いている可能性はありますが、その分本数も少ないので必ず座席を確保出来るとは限らないでしょう。

なお、タクシーやレンタカーを利用する場合も、御殿場駅から利用した方が遥かに近くなります。

路線駅名送迎用駐車場タクシー乗り場
(5合目までの距離)
登山バス1
御殿場線御殿場駅(無料)(21.3km)
登山バス2
小田急線新松田駅(42km)
Check Point!

コインロッカー

余計な荷物は預けよう

御殿場駅と新松田駅には、コインロッカーがあります。登山に不要な傘やお土産などの荷物はコインロッカーに入れて、出来るだけ余計な重量を持たないようにしましょう。

新松田駅のコインロッカーは改札の内側に設置されているので、終電から始発までの間は利用出来なくなります。御殿場駅のコインロッカーは改札の外にあるので、24時間利用できます。

なお、須走口五合目にコインロッカーはありませんが、東富士山荘で荷物預りのサービスを行っています。但し、荷物の受け渡しは営業時間内に限られるので、下山が予定より遅れるなどすると荷物が受け取れなくなる恐れもありますのでご注意ください。

預けた荷物の回収を忘れずに

駅改札内に設置されたコインロッカーは、荷物の出し入れ出来る時間が限られています。下山が予定より遅れるなどすると、荷物が取り出せなくなる恐れもあります。初心者の方は行動が予定通りにいかなかった場合を想定して、屋外のコインロッカーを利用した方が安心でしょう。

また、荷物を預けたまま忘れて、うっかりそのまま帰宅してしまうと大変です。ロッカーの鍵は財布の中など、目に触れるところに入れておきましょう。

設置場所(利用時間)/コインロッカー個数
御殿場線御殿場駅 駅改札外(24時間)
特大2/大2/中14/小20
小田急線新松田駅 改札内(電車運行中)
小15
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登山バス・タクシー運賃&時刻表

利用の注意点

登山だからと言って、バスもタクシーも特に違いがあるわけではありませんが、使い方によって便利さが違って来ます。ご自分の計画に合わせて、最適な手段を選びましょう。

Check Point!

登山バス利用の案内

登山バスは、早い者勝ち

登山バスは路線バスと同じ扱いになりますので予約は必要ありませんが、乗車券は基本的に窓口で購入することになります。往復料金は、窓口にて往復キップを購入した場合のみ利用できます。発売日より2日間有効なので、山小屋に一泊した翌日も利用可能です。

登山バスは比較的長い時間、かつ急坂の曲がりくねった道を走るので、出来るだけ座席に座って行けるようにすることが大切です。特に週末の始発の便は混雑することが多いです。早めに着いて並んでおくと安心です。

タクシーは、多人数のグループで

タクシーを使うと、バスよりも自由なスケジュールで行動出来ます。登山帰りに温泉に寄ったりするにも便利です。

タクシー利用の案内(静岡県内)

  • 車種は、小型(4人乗り)/中型(5人)/大型(5人)/特定大型(ジャンボ:9人)の種類がありますが、タクシー会社によっては所有していない車種もあります。
  • 静岡県内のタクシーは、全車禁煙です。タバコを吸う際は、適当な場所で停車してもらい、車外で喫煙する必要があります。
  • 22:00~翌5:00の間は、深夜割増運賃(2割増)が適用されます。
  • 以下の条件に当てはまる場合は、割引運賃で利用できます。
    • 遠距離割引(1割引):距離制運賃で5,000円を超えた分の金額に対して。
    • 運転免許返納者割引(1割引):運転免許を返納した65歳以上の方。公安委員会発行の、『運転経歴証明書』を提示してください。
  • 迎車(げいしゃ)、つまりタクシーを迎えに寄越してもらう場合は、タクシー会社によっては迎車回送料金(130円)が掛かります。

渋滞に注意

御殿場駅から東富士五湖道路『須走IC』方面に続く国道138号線は、河口湖方面へ抜けるメインルートのため、よく渋滞します。

タクシーのドライバーによっては渋滞を避けるため大きく迂回する可能性もあります。その迂回路の内、最も遠回りになるであろうと思われるルートも試算したところ、最短ルートのほぼ二割増になりました。つまり、夜間の割増金額と同じぐらいということです。

このルートでは、国道246号線を北上し菅沢交差点で左折します。このような迂回が有効であるかは分かりませんが、道路状況によってはこれぐらいの料金になる可能性があることを念のため記しておきます。なお、夜間には渋滞は解消されていると思います。

グループ登山の方は

タクシーは、大勢で一台の車に同乗して割り勘にすることでメリットが生まれますから、一度に9人まで乗れる特定大型車両(ジャンボタクシー)を積極的に活用するのが賢い方法です。ジャンボタクシーを所有している会社は限られますので、上記の項目で連絡先を確認しておきましょう。

▲TOP

御殿場駅から

御殿場駅

御殿場駅にはタクシー乗り場があり、電車の運行している時間はタクシーが常駐しています。

御殿場駅 ⇒ 須走口五合目
バスタクシー
所要時間行き1時間
帰り55分
所要時間/距離38分/21.3km
(迂回ルート*:44分/27.3km)
運賃片道1,540円
往復*2,060円
昼間 小型5,900円
中型6,900円
大型8,300円
ジャンボ8,600円
夜間(2割増)
(22:00~5:00)
小型6,900円
中型8,100円
大型9,900円
ジャンボ10,200円
※バス運賃は大人/中高生料金。子供料金は半額(10円未満切上げ)。小型[客4人乗車]/中型大型[客5人乗車]/ジャンボ[客9人乗車]
*春・秋は、往復2,100円。*渋滞迂回ルートとは渋滞時に最大限遠回りになるルートで、夜間(2割増)とほぼ同じ金額になります。夜間は渋滞も解消しているので省略。※目安料金は管理人による計算です(100円単位で切上げ)。渋滞や信号待ちでは時間加算が有ります(時速10km以下の運行時間について1分20~50秒ごとに80~90円)。目安金額は、最低限必要な料金と考えてください。※所要時間は渋滞などにより変動します。※配車を依頼すると別途迎車料金(130円)が掛かります。※遠距離割引も考慮して計算しています。
Check Point!

登山バス時刻表


スマホに画像として保存しよう
(capture from 富士急のバス)2016年[春・夏・秋] 御殿場駅発

2016年の運行期間は、5月14日から10月30日の間です。春と秋は、土日祝日のみの運行となりますので、ご注意ください。

時刻表は耐水紙にメモを取るのが最も確実ですが、スマートフォンで済ませたいという方は、オフライン(電波が繋がらない場所)でも確認が出来るようにページをキャプチャ(プリントスクリーン)画像としてスマホに保存しておくと便利です。

▲TOP

新松田駅から

新松田駅

新松田駅にはタクシー乗り場があり、電車の運行している時間はタクシーが常駐しています。

新松田駅からタクシーで須走口五合目に向かうメリットは無いので、目安料金は計算していません。御殿場駅からの倍以上掛かるものとみて間違いないでしょう。

新松田駅 ⇔ 須走口5合目
バスタクシー
所要時間行き1時間30分
帰り1時間30分
所要時間/距離1時間6分/42km
運賃片道2,060円
往復3,100円
昼間 未計算
夜間(2割増)
(22:00~5:00)
未計算
※バス運賃は大人/中高生料金。子供料金は半額(10円未満切上げ)。小型[客4人乗車]/中型大型[客5人乗車]/ジャンボ[客9人乗車]
※目安料金は管理人による計算です(100円単位で切上げ)。渋滞や信号待ちでは時間加算が有ります(時速10km以下の運行時間について1分20~50秒ごとに80~90円)。目安金額は、最低限必要な料金と考えてください。※所要時間は渋滞などにより変動します。※配車を依頼すると別途迎車料金(130円)が掛かります。※遠距離割引も考慮して計算しています。
Check Point!

登山バス時刻表

時刻表は、画像で持ち出そう


スマホに画像として保存しよう
(capture from 富士急のバス)2016年[夏] 新松田駅発

2016年の運行期間は、7月16日から9月4日の間です。

時刻表は耐水紙にメモを取るのが最も確実ですが、スマートフォンで済ませたいという方は、オフライン(電波が繋がらない場所)でも確認が出来るようにページをキャプチャ(プリントスクリーン)画像としてスマホに保存しておくと便利です。

▲TOP

別の登山口へ下りる

登山口を登りと下りで変えてもお安く

車と違って、バスは登りと下りで登山口を変えられる柔軟さが魅力です。ですが、「バスチケットは往復券で買わないと安くならない」と思われがちですね。しかし実際には、『フリーきっぷ』の購入で、片道切符を別々に買うよりもお得に済ますことが出来ます。

しかも、通常の往復券の有効期限が2日間なのに対して、フリーきっぷは3日間有効です。

▲行き御殿場駅 ⇒ 須走口五合目
行き先往復 [得する金額]
(別々に購入した場合)
▼帰り富士スバルライン五合目 ⇒ 富士山駅・河口湖駅3,100円 [▲20円](損します)
(1,540円+1,540円)
▼帰り須走口五合目 ⇒ 新松田駅3,100円 [500円]
(1,540円+2,060円)
▼帰り御殿場口新五合目 ⇒ 御殿場駅3,100円 [▲450円](損します)
(1,540円+1,110円)
▼帰り富士宮口五合目 ⇒ 新富士駅・富士駅・富士宮駅3,100円 [470~820円]
(1,540円+2,030~2,380円)
▼帰り富士宮口五合目 ⇒ 三島駅3,100円 [830円]
(1,540円+2,390円)
▲行き新松田駅 ⇒ 須走口五合目
行き先往復 [得する金額]
(別々に購入した場合)
▼帰り富士スバルライン五合目 ⇒ 富士山駅・河口湖駅3,100円 [500円]
(2,060円+1,540円)
▼帰り須走口五合目 ⇒ 御殿場駅3,100円 [500円]
(2,060円+1,540円)
▼帰り御殿場口新五合目 ⇒ 御殿場駅3,100円 [70円]
(2,060円+1,110円)
▼帰り富士宮口五合目 ⇒ 新富士駅・富士駅・富士宮駅3,100円 [990~1,330円]
(2,060円+2,030~2,380円)
▼帰り富士宮口五合目 ⇒ 三島駅3,100円 [1,400円]
(2,060円+2,460円)
※2015年時点※値段は大人/中高生料金。子供料金は半額(10円未満切上げ)。
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渋滞のときはバスも遅れるの?

駐車場の空き待ちをすることは、出来ません


5合目手前(5合目は背後)
[2013/7/23(火) 9:35]

須走口五合目の駐車場が満車になった場合、5合目手前の路肩に駐車するように誘導されます。ふじあざみラインは道幅が狭いので、空き待ちをする(させる)スペースが無いからです。

つまり、バスも渋滞につかまることなく、比較的スムーズに通行出来るでしょう。

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須走ルート登山口 須走口五合目

登山は、ここから始まる


須走口五合目


タクシー乗り場
[2014/7/12(土) 15:46]

須走口五合目は、須走ルートの登山口となっています。小富士や幻の滝への散策も出来ます。

駐車場やバス・タクシーの乗り場、宿泊施設を兼ねた売店や食堂、観光案内所があります。

須走口五合目
標高1,960m
収容台数200台
駐車料金無料
公衆トイレあり
自動販売機あり
公衆電話
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