今年の7月中旬、「富士山に行く」と告げて出かけた北海道の男性が帰宅しないまま行方不明になり、家族から捜索願いが出されていました。
富士山で起きた遭難事故をまとめています。
今年の7月中旬、「富士山に行く」と告げて出かけた北海道の男性が帰宅しないまま行方不明になり、家族から捜索願いが出されていました。
9月12日になり、吉田口下山道付近の沢で遺体が発見され。所持品から7月中旬に行方不明になっていた北海道の男性であるとみて、身元の確認が進められています。
この男性が発見されたという下山道南側の沢ですが、恐らく須走口六合目の瀬戸館から吉田口下山道へ続く御中道の最も吉田ルート側の沢ではないかと思います。この沢は富士山の登山道の中でも有数の危険な急傾斜のトラバース(斜面横断)地点であり、利用者の極めて少ない御中道とはいえ2ヶ月近くも見つからなかったことから、斜面を転げ落ちてしまったものかも知れません。