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富士山遭難事故の記録 2015年 5月10日

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富士山で起きた遭難事故をまとめています。

35歳女性 骨折で歩行困難

まだ通行止めのままの富士宮ルート8合目で、35歳女性が歩行困難で助けを求めているのを発見した登山者から通報がありました。静岡県の山岳遭難救助隊により、およそ1時間半後に救助されています。

備えは万全であったか?

時間的にも午後4時過ぎということで日が暮れると危険な状態でした。そのことから通りかかった登山者も通報したのでしょうが、自己レスキューの観点からすると、足の骨折とはいえ他に頭などを打っていなければ自力下山が出来ない状態ではないように思えます。

厳しいようですが、足を骨折しても這って降りることは出来ます。日が暮れてもいいようにヘッドランプと夜を越せるだけの防寒着の備えをしていなかったのでしょうか?

未だ通行止めの登山道を登るということは、誰にも頼れない、頼るようではいけないということです。つまり、何か事故があっても自分で自分の面倒が見られる人しか登ってはいけません。

News!

静岡新聞の公式WEBサイト、アットエスからの引用です。

登山中に足けが、愛知の女性救助 富士山富士宮口

(2015/5/11 07:01)

 10日午後4時15分ごろ、富士山富士宮口8合目付近で、足をけがした愛知県大府市月見町の女性会社員(35)が歩行困難で助けを求めていると、別の登山者が110番した。女性は右足骨折の重傷。
 富士宮署によると、静岡県警の山岳遭難救助隊が出動し、同日午後5時55分ごろ県警ヘリで救助した。富士山頂に通じる静岡県内3登山道(富士宮、須走、御殿場)は5合目より上が積雪や凍結の影響で冬季閉鎖されている。
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