まだ通行止めのままの富士宮ルート8合目で、35歳女性が歩行困難で助けを求めているのを発見した登山者から通報がありました。静岡県の山岳遭難救助隊により、およそ1時間半後に救助されています。
備えは万全であったか?
時間的にも午後4時過ぎということで日が暮れると危険な状態でした。そのことから通りかかった登山者も通報したのでしょうが、自己レスキューの観点からすると、足の骨折とはいえ他に頭などを打っていなければ自力下山が出来ない状態ではないように思えます。
厳しいようですが、足を骨折しても這って降りることは出来ます。日が暮れてもいいようにヘッドランプと夜を越せるだけの防寒着の備えをしていなかったのでしょうか?
未だ通行止めの登山道を登るということは、誰にも頼れない、頼るようではいけないということです。つまり、何か事故があっても自分で自分の面倒が見られる人しか登ってはいけません。