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富士山遭難事故の記録 2014年 11月6日

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富士山で起きた遭難事故をまとめています。

75歳男性 お湯を沸かしていて火傷

すでに先月冠雪して根雪になっている富士山ですが、75歳の男性が山頂で足に火傷を負い、同行者から救助要請がありました。男性は、翌日午前中、自力で下山しているところを吉田口8合目で救助されましたが、冬期の富士山ではこのような単純なアクシデントでも大事になり得ます。時間的にみて、山頂でテント泊を想定して準備もしていたのでしょうが、強い風が吹いていたであろう山頂で、ちゃんと対策を取っていたのか疑問が残ります。

News!

静岡新聞の公式WEBサイト、アットエスからの引用です。

富士山頂は静岡県警?山梨県警? 通報転々...男性合同救助

(2014/11/ 8 08:02)

 富士山頂で6日夕、足にやけどを負い、救助を要請していた東京都八王子市緑町の無職男性(75)が7日、静岡、山梨の両県警山岳遭難救助隊に救助された。
 男性は6日朝、山梨県の吉田口から仲間2人と入山した。午後4時ごろ、山頂に着き、茶を飲もうと湯を沸かした際に、熱湯が右足に掛かり、2週間のやけどを負った。
 男性によると、仲間が携帯電話で119番したところ、山梨県の消防につながり、御殿場消防に転送された。しかし電波状況が悪く、途中で電話が切れたという。110番もしたが、山梨県警に「山頂は静岡の管轄」と告げられたという。
 最終的に、御殿場消防経由で連絡を受けた御殿場署が男性の位置などを確認した。県警山岳遭難救助隊は7日午前、山梨県警の隊員と吉田口で捜索し、8合目付近まで自力で下山してきた男性らと合流し、救助した。
 同署によると、富士山頂は位置によって110番がどちらの県警につながるか変わるという。男性は「登山中のけがは自己責任。迷惑をかけて申し訳なかった」と話した。

News!

山梨日日新聞・山梨放送が運営する富士山NETからの引用です。

富士山頂で軽傷やけど

山梨日日新聞:2014年11月08日(土)

 山梨県警は7日、富士山頂でテント泊していた東京都八王子市の無職男性(75)が熱湯をこぼして右足首をやけどし、軽傷を負ったと発表した。

 県警地域課によると、男性は6日に登山仲間2人と富士山に登り、山頂の久須志神社近くでテントを張った。卓上コンロで湯を沸かしていたところ、誤って足にこぼし、午後5時20分ごろ、仲間が110番した。

 7日に山梨、静岡両県警の山岳救助隊が救助に向かい、8合目付近で自力で下山してきた男性を発見。富士河口湖町内の病院に搬送した。

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