富士宮口9合目で歩行不能に陥る登山者が相次ぎ、巡回中の山岳救助隊員に助けを求めました。
40歳男性 膝を痛め歩行不能
富士宮口9合目で救助を求めた40歳の男性は古傷の膝を痛めたとのことですが、以前膝を痛めていたのであれば、この事態は予測出来たはずです。ストックを用意したり、膝サポーターやテーピングテープを準備し、使い方を予め練習しておくなど、救助を求める前にセルフレスキュー出来たのではないでしょうか。
46歳男性 足首を痛め歩行不能
同じく富士宮口9合目で救助を求めた46歳の男性は、午後5時にこの場所に居るのは遅過ぎます。いつごろ転倒したのかは分かりませんが、片足の怪我であれば、這ってでも山小屋に避難する事は可能です。富士山に限らず単独登山者の遭難事故がとやかく言われますが、怪我をしても自力で下山出来るだけの対処能力と覚悟が無ければ、単独登山は控えるべきでしょう。