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LastUpdate 2016/04/28

富士山遭難事故の記録 2014年 8月23日

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富士山で起きた遭難事故をまとめています。

40歳男性 膝を痛め歩行不能/46歳男性 足首を痛め歩行不能

富士宮口9合目で歩行不能に陥る登山者が相次ぎ、巡回中の山岳救助隊員に助けを求めました。

40歳男性 膝を痛め歩行不能

富士宮口9合目で救助を求めた40歳の男性は古傷の膝を痛めたとのことですが、以前膝を痛めていたのであれば、この事態は予測出来たはずです。ストックを用意したり、膝サポーターやテーピングテープを準備し、使い方を予め練習しておくなど、救助を求める前にセルフレスキュー出来たのではないでしょうか。

46歳男性 足首を痛め歩行不能

同じく富士宮口9合目で救助を求めた46歳の男性は、午後5時にこの場所に居るのは遅過ぎます。いつごろ転倒したのかは分かりませんが、片足の怪我であれば、這ってでも山小屋に避難する事は可能です。富士山に限らず単独登山者の遭難事故がとやかく言われますが、怪我をしても自力で下山出来るだけの対処能力と覚悟が無ければ、単独登山は控えるべきでしょう。

News!

静岡新聞の公式WEBサイト、アットエスからの引用です。

救助要請相次ぐ 富士山富士宮口

(2014/8/24 07:28)

 富士山富士宮口で23日、けがを訴える登山者の救助要請が2件続いた。静岡県警山岳遭難救助隊などが救助対応に追われた。
 富士宮署によると、正午ごろ、9合目付近で、埼玉県所沢市の理学療法士の男性(40)が「左膝の古傷を痛めた」などと巡回中の隊員に助けを求めた。男性は下山中に足を滑らせ、膝をひねったとみられる。富士宮市消防本部も出動し、男性を担架に乗せて5合目駐車場まで搬送した。
 午後5時ごろには、9合目付近で、東京都世田谷区の男性会社員(46)が「転倒して左足首をけがし、動けない」と巡回中の隊員に助けを求めた。日没が迫り2次災害の恐れがあるとして、9合目の山小屋に男性を一時搬送した。宿泊後の24日に麓に搬送する。

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