8月22日に、富士宮口5合目付近の樹林帯に入った男性と連絡が取れなくなったと登山仲間から富士宮口5合目の臨時派出所に届出がありました。
宝永第一火口縁から少し下ると道標があって、富士宮口5合目東側の駐車場へ続く樹林帯へ登山道があるのですが、この道はほぼ平行移動なので、道迷いの可能性が高い場所ではありません。午前7時半という早い時間であることから、恐らく本来の登山道とは違う場所へ入り込んでしまった可能性があります。もしそうであれば、地図を携帯していなかった、もしくは地図を持っていても確認を怠った可能性が高いと思います。
行方不明になっていた男性が、翌朝、他の登山者に発見されました。
怪我もなく、5合目付近の登山道に座っていたとのことですが、自分が登山道上に居ることも気がつかない状況だったのでしょうか?少し不思議な事例ですね。