登山道の開通状況 2013年
富士山の登山道について、開通、閉鎖などの情報をまとめています。
富士山の登山道について、開通、閉鎖などの情報をまとめています。
富士山の山開き(登山道開通)は例年7月1日ですが、今年は6月29日が土曜日となることから、実質的には6月29日(土)から富士登山のシーズンが始まるとみていいでしょう。
シーズイン | シーズオフ | |
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■吉田ルート | 5合目~山頂 7日1日 全面開通 | 吉田口五合目・泉ヶ滝~山頂 9日2日(月)正午 *冬期閉鎖 富士スバルライン五合目~吉田口五合目・泉ヶ滝 10日1日(火)正午 *冬期閉鎖 下山道(山頂~8合目) 9月9日~28日 通行止め(9:00~17:00) |
■須走ルート | 5合目~山頂 7日1日 全面開通 | 5合目~山頂 9日2日 *冬期閉鎖 |
■御殿場ルート | 5合目~山頂 7日1日 全面開通 | 5合目~山頂 9日2日 *冬期閉鎖 |
■富士宮ルート | 5合目~6合目 6日7日 開通 6合目~新七合目 7日1日 開通 新七合目~山頂 7日8日 全面開通 | 6合目~山頂 9日2日 *冬期閉鎖 |
山頂お鉢巡り | 吉田口/須走口山頂~御殿場口山頂 9日 9日~28日 通行止め | |
*冬期閉鎖といっても物理的に通行止めとなっているわけではありませんが、富士宮ルートについては山小屋の営業終了とともに完全に閉鎖されるものと思われます。 |
先にニュース欄でも採り上げたように、富士スバルライン五合目から大沢崩れに至る御中道が、倒木により通行止めとされています。
およそ20mほど登山道に被さっていますが、くぐったり跨いだりすれば、なんとか通り抜け出来ないこともありません。ただし、背の高くない女性や子供には大変かも知れません。
あくまでも通行止めとされている場所ですから、通行を奨めたり、許可するわけではありませんが、ご参考まで。
このように、倒木の下をくぐらなければいけないときは、ザックを背負ったままだと、より低く屈まなくてはならず、無駄に体力を消耗します。
面倒でもザックを背中から降ろし、手に持つか、先に倒木の向こう側に通すなりして、空身でくぐると安全ですし、何より疲れません。
先日、須走口を6合目まで登って来ましたので、ご報告まで。
6合目の長田山荘より5分ほど登ると残雪が現れますが、これが山頂までずっと続いているわけではなく、断続的に残っている状況のようです。
5合目で聞いたところでは、山頂までアイゼン無しで登れるようになって来たとのことですが、雪山経験がないと危険ですし、登るのは良くても下りが怖いと私も思いました。当然ですが、登山初心者の方が登れるものではありませんし、実際に遭難事故が多発しています。
小富士から山頂を見ると、谷筋に多くの雪が残っています。
今年は雪解けが早く、まぼろしの滝はすでに枯れていました。
6合目の長田山荘から下山道へ抜けるブル道を5分ほど下ると、水音が聞こえるので、沢まで降りてみるとチョロチョロと水が流れていました。
この日は、曇り時々晴れという天候だったので、快晴であればもう少し水量が増えるはずです。
なお、7月10~20日ごろに、コノスジ中途道で石楠花(しゃくなげ)が見頃を迎えるという情報を山荘菊屋と長田山荘のご主人からお聞きしました。
登山地図は必須ですが、6合目以下であれば残雪もありませんので、初心者の方にもオススメです。管理人もぜひ見に行きたいと思っているので、行けたらレポートを挙げる予定です。