7月19日の早朝、グループで富士山登頂後、山頂で別れた2人が行方不明になっていました。
富士山遭難事故の記録 2009年 7月19日
富士山で起きた遭難事故をまとめています。
富士山で起きた遭難事故をまとめています。
7月19日の早朝、グループで富士山登頂後、山頂で別れた2人が行方不明になっていました。
後日、相次いで二人が発見されたものの、すでに凍死していました。「夏の富士山で凍死?」と疑問に思うかも知れませんが、夏であっても高山は冬の寒さとなります。
事故発生日、12月1日の日の出時刻は、4時32分。日の入り時刻は、19時10分。
事故の詳細は分かりませんが、御来光を見た後グループから別れ、滑落か何かで行動不能、もしくは意識不明となり、夜間から翌未明に掛けて凍死したのでしょう。
当日の気温は氷点下を下回ることはありませんでしたが、午後11ごろに急激に温度が下がっていることから、恐らく雨が降り、体が濡れて低体温症から凍死に至ったものと思われます。