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LastUpdate 2016/08/18

富士山遭難事故の記録 2009年 7月13日

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富士山で起きた遭難事故をまとめています。

68歳男性 落石が車を貫通

運が悪かったと言うしかないのか

2009年7月13日の夜、富士宮口七合目付近で落石が発生し、斜面を1.4kmも転がり落ちて5合目駐車場に停車していた車に直撃。乗っていた男性が死亡しました。これは登山中の事故ではないですが、落石は登山中にもありえることとして掲載しています。

しかし、落石の大きさは1.2m、重さは3tもあり、このレベルになると遭難や事故というよりも災害と呼ぶべきもので、落下速度は50km/hとも200km/hとも言われ、しかも夜間ということで正直これを避ける方法も思いつきません。あえて言うなら、斜面から出来るだけ離れた場所に駐車するというぐらいでしょうか。

News!

スポーツニッポンの公式WEBサイト、Sponichi Annexからの引用です。

3トンの落石がキャンピング車貫通、男性死亡

[ 7月15日 06:00 ]

 静岡県富士宮市粟倉の富士山新5合目駐車場で13日午後8時5分ごろ、直径約1・2メートルの落石が団体職員筒井良孝さん(68)=奈良県三郷町=のキャンピングカー側面を直撃、貫通した。富士宮署によると、キャンピングカーは大破、筒井さんは死亡した。死因は脳挫傷で、落石が頭に当たったとみられる。
 静岡県は14日、現場調査を実施。石は重さ約3トン。事故現場から標高差で約600メートル上の7合目付近(標高約3000メートル)から、斜面約1・4キロを転がり落ちたとみられる。
 石は新5合目に設置した高さ約3メートルの落石防止柵を突き破っていた。防止柵の強度は、直径60センチ、重さ300キロの石が標高差40メートルを落下した場合に耐えられることを想定していたという。
 県は原因について、雪解けで石が安定を崩した可能性などを指摘。石は筒井さんの車を貫通後、約7メートル離れた無人の車にも衝突した。
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