御殿場ルート登山レポート

登山経験は富士山のみで、過去吉田口３回、プリンスルート３回、御殿場口３回で今回が10回目、スポーツはマラソンが趣味で走歴2年半、フルマラソンを8回完走しており、タイムは4時間台前半のまだまだヘタレのランナーです。

出発当日は３時に起き、３時15分に自宅を出る。途中足柄SAで朝食を済ませ、6時25分頃御殿場口新五合目駐車場に到着。第一駐車場がイベントスペースになっていて使用出来ず、混雑しているかと思ったものの、平日の早朝ということもあってか第二駐車場に楽に駐車でき、他の登山道のマイカー規制が嘘のようでした。

6:35 登山開始

準備を整えて6時35分に鳥居をくぐって登山を開始。この時点では頂上まではっきり見渡せる雲一つない好天、10分程で最初の山小屋である大石茶屋に到着。トイレを済ませたりして25分程休んでから大石茶屋を後にして7時10分本格的な登山に出発。１時間程で次郎坊に付き、この時はまだ快晴だったもののその後徐々に雲が出てきてあっという間にモヤに包まれてしまいました。9時55分閉鎖中の六合目小屋に到着。ここで5分程小休止。モヤで陽射しが遮られている為か長袖Ｔシャツだけでは涼しくなってきたので長袖ワイシャツを着て登山再開。景色がほとんど見えない中登り続け、11時25分にようやく次の山小屋のわらじ館に到着。5分ほど登って11時30分に次の山小屋の砂走館に到着し、ここで昼食休憩を取り、足柄SAで買った梅と高菜のおにぎりを食べ、12時に登山を再開。12時30分に最後の山小屋である赤岩八合館に到着し20分程休憩した後12時50分に頂上に向けて出発し、14時10分、頂上に到着。

14:10 頂上到着

予約してある頂上富士館のチェックインが16時からで時間があったのし高山病の症状もなく体調が良かったので時間つぶしにお鉢巡りをしました。その後富士館に入り夕食のカレーを食べたものの全く足りず、持ってきたワッフルを食べてから19時消灯前の18時に寝ましたが、窮屈なのと空気が薄い為か起床の4時までぐっすりというわけには行かず、2時間ごと位に目が覚めてしまいあまり良く眠れませんでした。
翌朝はご飯とふりかけ、焼海苔の朝食を済ませ、フリースを着てニット帽を被り4時半前に小屋を出たら既に明るくなり始めていたので急いで剣が峰に向かい、5時頃昨年登った時は雨で見られなかった御来光をしっかりと拝んだ後お鉢巡りに行き、途中吉田口の山口屋前にある自販機で400円の缶コーヒーを買って飲み、御殿場口に戻り郵便局と神社に寄ってから6時20分に下山を開始しました。途中わらじ館で大砂走りに備えてロングスパッツとマスクを装着し、足元に注意しつつ快調に下っていき、8時35分頃大石茶屋に到着しました。そこで椎茸茶屋をごちそうになってからカキ氷を頂き、お土産を買ってから9時に出発し、10分程で御殿場口新五合目に戻ってきました。ここで前もってコンビニで払っておいた協力金の領収書を係員に渡して記念品をもらい、9時半には駐車場を後にして御胎内温泉で汗を流してから途中足柄SAでみくりやそばを食べ、14時半頃無事に帰宅しました。

(富士さんぽ註：記念品とは、缶バッジとガイドブック(ガイドブックは静岡県側のみ)のことです。富士山保全協力金(入山料)をコンビニで支払った方は、登山口の入山料支払い所で領収証を提示すれば受け取れます。郵送を選択することも出来るようです。)

最後に、飲み物は500ペットのスポーツドリンク4本と水1本の計5本を持って行ったものの、途中モヤで比較的涼しかったせいか３本しか飲まなかったものの、晴天が続けば5本は必要だと思うし、登り始めの時点で最低でも３本は用意して、不足分を山小屋で調達するのもいいと思います。行動食は柿の種とワッフルを2個持っていき、ワッフルは夕食と朝食の後に食べましたし、柿の種は初日に食べきってしまいました。
御殿場口は景色が素晴らしく、距離が長くて大変登りがいがある上、混雑知らずでゆったり登れる為にすっかり病みつきになってしまいました。

(投稿日：2014年8月5日)