富士宮口五合目 バスでの行き方

一般向けの富士宮口五合目(標高2,380m)

実際に自分の足で山を登り始める登山道の入口を、登山口(とざんぐち)と言います。このページでは、その登山口までの電車とバスでの行き方を説明致します。

富士山の四つある登山口のうち、富士宮ルートの登山口は、富士宮口五合目になります。

登山口の最寄り駅へ行くのが第一歩

富士宮ルートの登山口である富士宮口五合目へは、電車が直接通っていません。最寄の駅から、登山バスやタクシーを利用する必要があります。

登山バスは、富士宮駅・新富士駅始発(富士駅経由)と三島駅始発(裾野駅経由)の二路線が運行しています。

また、５合目に直行する高速バスが、静岡駅より一路線運行しています。

さらに、御殿場駅から水ヶ塚公園でバスを乗り継いで来ることも出来ますが、却って不便なのであえて利用するメリットはないでしょう。

高速バスも活用しよう

登山バス発着駅まで、電車以外にも高速バスが運行しています。

高速バスは、その名前の通り高速道路を走る長距離バスで、利用区間の距離が長いほど電車よりも安く利用出来るメリットがあります。詳しくは、以下のページをご覧ください。

三島駅

裾野駅

裾野駅からのバス乗り場は、駅から少し離れた場所にあります。なお、往復チケットは車内では購入できないので、裾野駅から乗り込むと高くつきます。

新富士駅

富士駅

富士宮駅

静岡駅から、５合目に直行の高速バスが運行されます。電車を利用した場合との時間、料金の比較も行っています。高速道路を走行するので全席指定となり、予約が必要です。

御殿場駅

御殿場駅から富士宮口五合目に直行するバスはありませんので、水ヶ塚公園でシャトルバスに乗り換える必要があります。なお、シャトルバスはマイカー規制が行われている日だけの運行となりますので、ご注意ください。

マイカー規制日以外は、三島駅から出ている登山バスで乗り継ぐことになります。但し、往復チケットは車内で購入できないので、シャトルバスよりも高くつきます。

バスで御殿場駅を利用するメリットはない

バスを利用する場合、富士宮口五合目まで直通の登山バスは出ていません。一度、御殿場口新五合目経由のバスで水ヶ塚公園まで行って、三島駅発の登山バスか、水ヶ塚公園発のシャトルバスに乗り換える必要があります。

乗り継ぎは手間と時間が掛かるだけなので、素直に三島駅からの登山バスを利用した方がいいでしょう。

駐車場の空き待ちをすることは、出来ません

富士宮口五合目の駐車場が満車になった場合、５合目手前の路肩に駐車するように誘導されます。富士山スカイラインは道幅が狭いので、空き待ちをする(させる)スペースが無いからです。

つまり、バスも渋滞につかまることなく、比較的スムーズに通行出来るでしょう。

登山は、ここから始まる

富士宮口五合目は、富士宮ルートの登山口となっています。宝永山へ登ることも出来ます。

駐車場やバス・タクシーの乗り場、宿泊施設を兼ねた売店や食堂、観光案内所があります。